ガソリン代は毎月の固定費として家計に響く出費だよね。でも、ガソリン代の割引に強いクレジットカードを使えば、給油のたびに数円〜7円/L引きになったり、ポイント還元で実質的なコストを下げることができる。
この記事では、ENEOSや出光(apollostation)などの主要スタンドで割引やポイント還元が大きいクレジットカードを紹介するよ。よく使うガソリンスタンドに合わせて、自分にぴったりのカードを選んでね。

ガソリンカードの2つのタイプを理解しよう
ガソリン代がお得になるクレジットカードは、大きく2つのタイプに分けられる。
タイプ1:値引きタイプ(リットルあたり○円引き)
給油時にリットルあたりの単価が直接値引きされるタイプ。「いつでも2円/L引き」「最大7円/L引き」など、ガソリン価格が安くなる実感がわかりやすいのが特徴だ。ENEOSカードや出光カードがこのタイプの代表的なカードになる。
タイプ2:ポイント還元タイプ(高還元率で後からポイント)
給油代を含むカード利用全般でポイントが貯まるタイプ。ガソリンスタンドに限定されないため、普段の買い物でもポイントを効率よく貯めたい人に向いている。楽天カードやdカードがこのタイプに該当する。
- 値引きタイプ:給油時に直接安くなる(特定スタンド限定)
- ポイント還元タイプ:給油以外の買い物でもポイントが貯まる
- 給油量が多い人は値引きタイプ、バランス重視ならポイント還元タイプがおすすめ
ガソリン代は毎月出ていく固定費の一つだ。カードを見直すついでに、通信費や保険料といったほかの固定費も一度並べてみると、削れる余地が見つかることがある。家計の固定費を洗い出す手順を扱った本も出ているので、腰を据えて見直したい人はそちらから始めるという手もある。
ガソリンスタンド別おすすめクレジットカード
ENEOSをよく使う人向け
ENEOSカード S
- 年会費:初年度無料、2年目以降1,375円(税込)※年1回以上の利用で無料
- ガソリン・軽油:いつでも2円/L引き
- 灯油:1円/L引き
- ロードサービス付帯
ENEOSカード Sは年に1回でもカードを使えば年会費が無料になるので、実質年会費無料で運用できる。ガソリンがいつでも2円/L引きになるのはシンプルでわかりやすい。月50L給油する人なら、年間で1,200円の節約だ。
ENEOSカード C
- 年会費:初年度無料、2年目以降1,375円(税込)
- ガソリン・軽油:月のカード利用額に応じて最大7円/L引き
- 月7万円以上のカード利用で最大割引が適用
カード利用額が多い人向け。月7万円以上のカード利用(ガソリン代以外も含む)で7円/L引きが適用される。月50L給油なら月350円、年間4,200円の節約になる。ただし利用額が少ないと割引も小さくなるので注意しよう。
出光(apollostation)をよく使う人向け
apollostation card
- 年会費:無料
- ガソリン・軽油:いつでも2円/L引き
- 灯油:1円/L引き
- 入会後1か月間はガソリン・軽油が5円/L引き
apollostation cardは年会費が完全無料でガソリン2円/L引きが受けられるのが強み。ENEOSカード Sと同等の割引だが、こちらは条件なしで年会費無料なのがポイントだ。出光やシェルのスタンドをよく使う人におすすめ。
特定スタンドにこだわらない人向け
楽天カード
- 年会費:無料
- 通常還元率:1.0%
- ENEOSでの利用でポイント1.5倍(記事執筆時点の特約店情報。最新は公式サイトで確認を)
- 貯まるポイント:楽天ポイント
楽天カードはガソリン専用カードではないが、どのスタンドでも1.0%還元が受けられるうえ、ENEOSでは特約店としてポイントがアップする場合がある。ガソリン以外の買い物でもポイントが貯まるので、一枚で済ませたい人に向いている。
dカード
- 年会費:無料
- 通常還元率:1.0%
- ENEOSでの利用でポイントアップ(記事執筆時点。最新は公式サイトで確認を)
- 貯まるポイント:dポイント
dカードも1.0%の高還元で、ENEOSとの提携でポイントアップが受けられる場合がある。ドコモユーザーやd払いをよく使う人には、dポイントが貯まるのもメリットだ。iD搭載でタッチ決済にも対応しているため、給油時以外のコンビニや飲食店でもスムーズに支払えるよ。
三井住友カード(NL)
- 年会費:無料
- 通常還元率:0.5%
- 対象コンビニ・飲食店でタッチ決済すると最大7%還元
- 貯まるポイント:Vポイント
ガソリンスタンドでの還元率は0.5%と控えめだが、コンビニや飲食店での還元率が非常に高い。ドライブ途中のコンビニ休憩もお得にしたいなら、ガソリン専用カードとの2枚持ちで使い分けるのもアリだ。

ガソリンカード選びの比較ポイント
年間の給油量で試算してみよう
カードの効果を実感するために、年間の給油量別に節約額を試算してみよう。
月50L(年間600L)給油する場合
- ENEOSカード S(2円/L引き):年間1,200円の節約
- ENEOSカード C(最大7円/L引き):年間最大4,200円の節約
- apollostation card(2円/L引き):年間1,200円の節約
- 楽天カード(1.0%還元、ガソリン160円/L想定):年間960ポイント
月100L(年間1,200L)給油する場合
- ENEOSカード S(2円/L引き):年間2,400円の節約
- ENEOSカード C(最大7円/L引き):年間最大8,400円の節約
- apollostation card(2円/L引き):年間2,400円の節約
- 楽天カード(1.0%還元、ガソリン160円/L想定):年間1,920ポイント
給油量が多い人ほど、値引きタイプのカードの効果が大きくなる。逆に給油量が少ない人は、ガソリン以外の買い物でもポイントが貯まる高還元カードのほうがトータルでお得になるケースが多いよ。
ガソリンスタンドでの支払い方法の注意点
セルフスタンドでのクレカ払い手順
- 給油機でクレジットカードを挿入またはタッチ決済
- 油種と給油量(満タンまたはリッター指定)を選択
- 給油開始。給油完了後にレシートが発行される
- カードの利用明細に給油代が反映される
タッチ決済(Visaタッチなど)に対応しているスタンドも増えてきているが、ガソリンスタンド専用カード(ENEOSカードなど)はIC挿入での利用が基本だ。
給油のたびに財布を出すのが面倒で、給油用のカードだけ車に置いておきたいという人もいる。サンバイザーに挟むタイプのカードホルダーなら、給油機の前ですぐ取り出せる。車内に置きっぱなしにする以上、盗難対策として降車時は持ち出すなど、扱いには気をつけたい。
ガソリンスタンドのポイントカードとの併用
Tポイント(Vポイント)やdポイント、楽天ポイントなどのポイントカードを提示しつつクレカで決済すれば、ポイントカードのポイント+クレカのポイント(または値引き)の二重取りが可能だ。ENEOSならdポイントカードやTカード(Vポイントカード)の提示でポイントが貯まるので、クレカ払いと組み合わせよう。

よくある質問(Q&A)
Q. ガソリン専用カードと一般カード、どっちがいい?
月の給油量が50L以上で、よく行くスタンドが決まっているなら専用カードがお得。給油量が少なく、買い物全般でポイントを貯めたい人は一般の高還元カード(楽天カード、dカードなど)がバランスがいい。
Q. ガソリン代はキャッシュレス決済とどちらが得?
現金よりクレジットカード決済のほうが、ポイント還元や値引きの分だけお得になるケースが多い。ただし、一部のスタンドでは現金価格のほうが安い「会員価格」を設定していることもあるので、行きつけのスタンドの価格差を確認しておこう。
Q. 法人用のガソリンカードはある?
法人向けのフリートカード(ENEOS BUSINESS カードなど)もあるが、個人向けとは仕組みが異なる。この記事では個人向けのカードを紹介しているよ。
ガソリン価格やカードの割引条件は変更されることがあります。記事の情報は記事執筆時点のものなので、申し込み前に各カード会社の公式サイトで最新情報を確認してください。
ガソリンカード以外でガソリン代を節約する方法
クレジットカード選び以外にも、ガソリン代を節約する方法はある。カード選びと組み合わせると、さらに効果的だよ。
ガソリン価格比較アプリを使う
「gogo.gs」などのガソリン価格比較サービスを使えば、近くのスタンドのガソリン価格をリアルタイムで比較できる。同じ地域でもスタンドごとに5〜10円/Lの差があることは珍しくないので、少し走って安いスタンドに行くだけで大きな節約になる。
価格比較アプリは運転前に確認するのが基本だが、ナビ代わりにスマホを見る機会も増える。手に持ったまま操作するのは危険なので、ホルダーに固定しておくと安全に確認できる。
セルフスタンドを選ぶ
フルサービスのスタンドよりも、セルフスタンドのほうが一般的にガソリン価格が安い。自分で給油する手間はあるが、3〜5円/L程度安くなることが多い。クレカの値引きと合わせれば、さらにお得だ。
エコドライブを心がける
急加速・急ブレーキを避ける、適正なタイヤ空気圧を維持する、不要な荷物を車に積みっぱなしにしないなどの基本的なエコドライブを心がけるだけでも、燃費は改善する。カード選びと合わせて、トータルでガソリン代を下げていこう。
なかでも空気圧はスタンド任せになりがちな項目だ。手元にエアゲージが1本あれば、給油ついでに自分でも数値を確認できる。月に一度チェックする習慣をつけている人も多い。

まとめ:給油スタンドと給油量に合わせてカードを選ぼう
ガソリン代の節約は、よく行くスタンドに合ったカード選びがすべてだ。ENEOSユーザーならENEOSカード S、出光ユーザーならapollostation card、スタンドにこだわらないなら楽天カードやdカードが有力な選択肢になる。
給油量が多い人ほどカード選びの効果は大きい。年間の給油量を把握して、どのカードがもっともお得か試算してみよう。毎月のガソリン代をしっかり節約して、浮いたお金を他の用途に回してね。

参考リンク:ENEOS公式サイト|出光興産公式サイト|e燃費(ガソリン価格比較)


