メルカリをはじめとするフリマアプリは、不要品の売買からお得な中古品の購入まで、多くの方の生活に定着している。しかし、支払い方法によっては1回あたり100円の手数料が発生したり、ポイント還元を逃したりしていることをご存知だろうか。
この記事では、メルカリを中心にフリマアプリで使えるキャッシュレス決済の種類と、手数料を抑えながらポイント還元もしっかり受け取る方法を解説していく。
メルカリで使える支払い方法一覧
メルカリでは多くの支払い方法が用意されている。それぞれの特徴と手数料を整理しよう。
クレジットカード払い
クレジットカード払いは手数料無料で、メルカリでの支払い方法として最もお得な選択肢のひとつだ。対応するカードブランドはVisa・Mastercard・JCB・American Express・DinersClub・Discoverと幅広い。
カードのポイント還元も通常どおり受けられるため、還元率1.0%のカードで3,000円の商品を購入すれば30ポイントが貯まる。フリマアプリでの買い物が多い方ほど、ポイントの積み重ねが効いてくる。
メルペイ残高払い
メルカリの売上金やメルペイ残高で直接支払う方法だ。手数料は無料で、売上金をそのまま次の買い物に使える。銀行口座からのチャージも手数料無料で行えるため、クレジットカードを持っていない方にもおすすめだ。
メルペイスマート払い(あと払い)
メルペイスマート払いは、当月の購入分を翌月にまとめて支払う後払い方式だ。口座振替なら手数料無料だが、コンビニ・ATM払いの場合は220円〜880円の手数料が発生するため注意が必要だ。
コンビニ・ATM払い
コンビニやATMで現金払いする方法だが、1回あたり100円の手数料がかかる。手数料が発生するため、クレジットカードやメルペイ残高で支払えるなら、そちらを選ぶ方がお得だ。
キャリア決済(d払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払い)
携帯電話料金と合算して支払う方法だ。1回あたり100円の手数料がかかるが、クレジットカードを持っていない方にとっては手軽な支払い手段となる。
メルカリの支払い手数料まとめ
- クレジットカード払い:無料
- メルペイ残高払い:無料
- メルペイスマート払い(口座振替):無料
- メルペイスマート払い(コンビニ・ATM):220〜880円
- コンビニ・ATM払い:100円
- キャリア決済:100円
こうして並べてみると、1回100円の手数料も回数が増えれば無視できない金額になる。同じ発想で毎月の出費を見直したい方は、身近な支出の削り方をまとめた本を1冊読んでみるという手もある。

メルカリでお得に買い物するためのクレジットカード選び
基本還元率1.0%以上のカードを選ぶ
メルカリでの買い物に特化したカードは特にないため、どこで使っても還元率が高い汎用カードを選ぶのがベストだ。
- 楽天カード:基本還元率1.0%、楽天ポイントが貯まる
- JCB CARD W:基本還元率1.0%、年会費無料で高還元
- PayPayカード:基本還元率1.0%、PayPayポイントが貯まる
- リクルートカード:基本還元率1.2%、業界トップクラスの還元率
即日発行できるカードなら今すぐ使える
三井住友カード(NL)やJCB CARD Wなど、一部のカードはオンラインで申し込み後、最短数分でデジタルカード番号が発行される。カードが届く前からメルカリで利用できるため、今すぐキャッシュレス決済を始めたい方におすすめだ。

メルカリの売上金を賢く活用する方法
売上金をメルペイ残高として使う
メルカリで商品が売れた売上金は、メルペイ残高として次の買い物に使える。売上金の振込(銀行口座への出金)には200円の手数料がかかるため、メルカリ内で使い切る方がお得だ。
売上金の話が出てくるということは、買うだけでなく売る側に回る場面もあるということだ。出品を続けるなら、クッション封筒や宅配袋をまとめて買っておくと、売れてから慌てて買いに走らずに済む。
メルペイで実店舗でも使う
メルペイはメルカリ内だけでなく、実店舗でのQRコード決済やiD決済としても利用できる。コンビニやドラッグストアなど、メルペイ対応店舗での日常の買い物に使えば、売上金を無駄なく消化できる。
楽天キャッシュへのチャージ
メルペイ残高は楽天キャッシュに手数料無料でチャージできる。楽天キャッシュは楽天ペイでの支払いに使えるため、楽天経済圏の方にとっては便利な活用方法だ。
メルカリ以外のフリマアプリの支払い方法
楽天ラクマ
楽天ラクマでは、クレジットカード払い(手数料無料)、楽天ポイント払い、コンビニ・ATM払い(手数料100円〜)などが利用可能だ。楽天カードとの組み合わせで楽天ポイントが貯まるため、楽天経済圏の方にはメリットが大きい。
PayPayフリマ
PayPayフリマでは、PayPay残高払いが基本の支払い方法となる。PayPayポイントの還元も受けられるため、PayPayをメインで使っている方にとっては自然な選択肢だ。
複数のフリマアプリを使い分けるなら、手元で困りやすいのが送料の計算だ。発送方法は荷物のサイズと重さで決まるため、小型のデジタルスケールが1台あると、出品前に送料の見当をつけやすくなる。
フリマアプリによって対応する支払い方法や手数料体系が異なります。複数のフリマアプリを使い分ける場合は、それぞれの手数料ルールを確認しておくことをおすすめします。
フリマアプリのキャッシュレス決済で注意すべきポイント
メルペイスマート払いの使いすぎに注意
メルペイスマート払い(あと払い)は便利だが、支払いが翌月に先送りされるため、使いすぎてしまうリスクがある。利用上限額の設定ができるので、自分で月額の上限を決めておくことをおすすめする。
手数料の積み重ねに気をつける
コンビニ払いの手数料100円は1回だけなら小さく感じるが、月に何度も買い物をすると意外と大きな金額になる。年間で10回買い物をすれば1,000円、20回なら2,000円の手数料だ。クレジットカードやメルペイ残高での支払いに切り替えるだけで、この手数料をまるまる節約できる。
不正利用対策を忘れずに
メルカリにクレジットカードを登録する場合は、3Dセキュアの設定や、スマホのロック画面の設定など、基本的なセキュリティ対策を忘れずに行おう。メルカリアプリ自体にもパスコードロック機能があるため、有効にしておくと安心だ。

よくある質問(Q&A)
Q. メルカリでPayPayは使える?
記事執筆時点では、メルカリでのPayPay直接払いには対応していない。メルカリでの支払いにはクレジットカード、メルペイ残高、コンビニ払い、キャリア決済などが利用可能だ。PayPayを使いたい場合は、PayPayフリマの利用を検討するとよい。
Q. メルカリの売上金はいつまでに使わないといけない?
メルカリの売上金には180日(約6か月)の有効期限がある。期限を過ぎると自動的に登録済みの銀行口座に振り込まれる(振込手数料200円がかかる)。本人確認(アプリでかんたん本人確認)を完了すれば、売上金がメルペイ残高に自動移行され、有効期限がなくなる。
Q. フリマアプリで一番手数料が安い支払い方法は?
メルカリの場合、クレジットカード払いとメルペイ残高払いが手数料無料で最もお得だ。楽天ラクマでもクレジットカード払いは手数料無料。いずれのフリマアプリでも、クレジットカード払いを選ぶのが手数料面では最適な選択となる。
Q. 出品者として売上を受け取る場合、おすすめの方法は?
売上金の振込手数料(メルカリは200円)を節約するなら、メルペイ残高として使うのがおすすめだ。メルペイはコンビニやドラッグストアなど実店舗でも使えるため、日常の買い物で消化すれば振込手数料ゼロで売上金を有効活用できる。
出品そのものにまだ慣れていないなら、写真の撮り方や説明文の書き方をまとめた解説書から入るのもひとつの方法だ。手数料や送料の考え方まで一冊にまとまっているものが多い。
外部リンク:メルカリ – 各種支払い方法
外部リンク:フリマアプリの手数料比較
まとめ
フリマアプリでの買い物は、支払い方法ひとつでお得さが大きく変わる。コンビニ払いの手数料100円は小さく見えるが、積み重なれば年間で数千円の差になる。クレジットカードやメルペイ残高での支払いに切り替えるだけで、手数料ゼロ+ポイント還元という二重のメリットが得られる。
メルカリを頻繁に使う方は、まずクレジットカードの登録から始めてみてほしい。それだけで、今までよりもお得にフリマアプリを活用しやすくなるはずだ。

