マイナポイント事業(第1弾・第2弾)の申込は2023年9月30日をもって終了しました。現在は新規申請を受け付けていません。ただし、一部自治体では独自のマイナポイント施策を実施している場合があります。この記事は制度の振り返りとしてお読みください。
マイナポイントはマイナンバーカードの普及促進を目的とした政府の施策で、最大2万円分のポイントが受け取れる制度でした。第1弾・第2弾ともに2023年9月30日で申込期限が終了しています。
ただし、一部自治体では独自のマイナポイント施策を2026年も実施しているケースがあります。お住まいの自治体の公式サイトで最新情報を確認してみてください。また、総務省が新たなマイナポイント施策の検討を開始したとの報道もあり、今後第3弾が実施される可能性も残されています。
この記事では、マイナポイントの申請方法から受け取り方、対象となるキャッシュレスサービスの選び方まで、一つひとつ丁寧に解説していきます。まだ申請が済んでいない方も、すでに申請済みで受け取り確認をしたい方も、ぜひ最後まで読んで確実にポイントを手に入れてください。

マイナポイント事業の仕組みと申請期限を確認しよう
マイナポイント事業は、総務省が主導するマイナンバーカードの普及促進策です。マイナンバーカードを取得した方を対象に、指定のキャッシュレス決済サービスを通じてポイントが付与されます。事業は第1弾と第2弾に分かれており、それぞれ受け取れるポイントの内容が異なります。
第1弾では、選択したキャッシュレス決済でチャージまたは買い物をすると、利用額の25%(最大5,000円分)のポイントが付与されました。第2弾では、健康保険証としての利用登録で7,500円分、公金受取口座の登録で7,500円分が追加され、合計で最大2万円分のポイントが受け取れる設計になっていました。
申請期限については事業ごとに異なるため、マイナポイント事業の公式サイトで最新情報を必ず確認してください。期限が延長されるケースもありますが、延長が保証されているわけではありません。「まだ大丈夫だろう」と油断せず、今すぐ申請状況を確認することが大切です。
なお、マイナポイントの申請にはマイナンバーカードの取得が前提条件となります。カード自体の申請から受け取りまでには通常1か月程度かかるため、カード未取得の方はその点も考慮してスケジュールを組む必要があります。
マイナポイントの具体的な申請手順【スマホ・PC対応】
マイナポイントの申請手順は、スマホとPCのどちらからでも行えます。ただし、スマホからの申請がずっと簡単なのでおすすめです。スマホならNFC(近距離無線通信)機能でマイナンバーカードを読み取れるため、ICカードリーダーが不要になります。
スマホでの申請手順はこちらです。まず「マイナポイント」アプリをApp StoreまたはGoogle Playからダウンロードします。アプリを起動したら「申込む」をタップし、マイナンバーカードの暗証番号(4桁)を入力してください。次にスマホの背面にマイナンバーカードをかざして情報を読み取ります。読み取りが成功したら、ポイントを受け取るキャッシュレス決済サービスを選択します。
PCから申請する場合は、ICカードリーダーが必要になります。マイナポイントの公式サイトにアクセスし、「マイキーID設定・マイナポイントの申込」から進みます。画面の指示に従ってマイナンバーカードを読み取り、決済サービスを選択すれば申請完了です。
申請時に注意したいのが、一度選択した決済サービスは原則として変更できないという点です。後悔しないように、自分が普段使っている決済サービスを慎重に選びましょう。市区町村の窓口やコンビニのマルチコピー機でも申請できるので、スマホやPCの操作が苦手な方はそちらを利用するのも手です。
おすすめの受け取り先キャッシュレスサービスはどれ?
マイナポイントの受け取り先は数多くのキャッシュレス決済サービスから選べます。主要なサービスの特徴を比較して、自分に最適なものを選びましょう。
| サービス名 | ポイント種類 | 特徴 |
|---|---|---|
| PayPay | PayPayポイント | 加盟店数が多く使い道に困らない |
| 楽天カード/楽天ペイ | 楽天ポイント | 楽天経済圏ユーザーに最適 |
| Suica(JRE POINT) | JREポイント | 通勤・通学でSuicaを使う方向け |
| d払い/dカード | dポイント | ドコモユーザーにおすすめ |
| au PAY | Pontaポイント | auユーザー・Ponta経済圏に強い |
| WAON | WAONポイント | イオン系列でよく買い物する方向け |
選び方のポイントは「自分が日常的に一番使っている決済サービスを選ぶ」ことです。還元率の微妙な差よりも、確実にポイントを使い切れるかどうかの方がはるかに重要です。せっかく受け取ったポイントを使わずに失効させてしまっては本末転倒です。
たとえばPayPayは加盟店数が非常に多いため、どこでも使えるという安心感があります。楽天カードを普段から使っている方であれば楽天ペイを選ぶことで、楽天ポイントに集約して管理が楽になります。イオンで日常の買い物をすることが多い方はWAONを選べば、食品や日用品の購入に充てられるので無駄がありません。キャッシュレス決済の始め方を基礎から押さえたい方は以下の記事で解説しています。



マイナポイントが反映されないときの対処法
「申請したのにポイントが付与されない」というトラブルは意外と多く発生しています。慌てる前に、まずは以下のポイントを順番に確認してみてください。
最も多い原因は、ポイント付与の条件を満たしていないケースです。第1弾のポイント(最大5,000円分)は、申請後にチャージまたは買い物をして初めて付与されます。申請しただけでは自動的にもらえるわけではないので、選択した決済サービスで2万円分のチャージまたは買い物を行う必要があります。
次に確認したいのがポイント付与のタイミングです。決済サービスによって付与時期が異なり、即時反映されるものもあれば、数日〜数週間かかるものもあります。たとえばPayPayは比較的早く反映されますが、クレジットカード系は請求確定後の反映になるため、1〜2か月かかることもあります。
それでも解決しない場合は、マイナポイントの公式コールセンターに問い合わせましょう。電話番号は公式サイトに掲載されています。また、選択した決済サービス側のサポート窓口に確認するのも有効です。申請時のスクリーンショットを保存しておくと、問い合わせがスムーズに進みます。マイナンバー制度全般の情報は総務省のマイナンバーカード総合サイトも参考になります。
なお、マイナンバーカードの有効期限切れや暗証番号のロックが原因で申請自体が正常に完了していないケースもあります。アプリ上で申請状況が「完了」になっているかどうかも、あわせて確認しておきましょう。
マイナポイント申請時の注意点とよくある失敗
マイナポイントの申請で失敗しないために、事前に知っておくべき注意点をまとめます。特に初めてキャッシュレス決済を使う方は、以下のポイントをしっかり押さえておいてください。
まず、決済サービスの選択は一度きりという点を改めて強調しておきます。「やっぱりPayPayの方がよかった」と後から気づいても、原則として変更はできません。家族に相談したり、自分の買い物先をリストアップしてから申請するのが賢明です。
次に、家族分の申請についてです。マイナポイントはマイナンバーカード1枚につき1人分の申請が可能です。つまり4人家族なら最大8万円分のポイントが受け取れます。ただし、15歳未満の子どもの分は法定代理人(親)が申請する必要があり、受け取り先も親名義の決済サービスを指定することになります。
また、すでに他の家族がその決済サービスを紐づけている場合、同じ決済アカウントでは重複して申請できないケースがあります。たとえば夫がPayPayで申請済みの場合、妻も同じPayPayアカウントでは申請できないため、別のアカウントまたは別の決済サービスを選ぶ必要があります。
公金受取口座の登録については、登録する銀行口座がマイナンバーカードの名義と一致している必要があります。旧姓のままの口座を指定してエラーになるケースも報告されているので、事前に口座名義を確認しておくことをおすすめします。詳しい手続きはデジタル庁のマイナンバー関連ページでも案内されています。


ポイントを最大限活用するための二重取りテクニックはこちらの記事で解説しています。



まとめ:マイナポイントは早めに確認して確実に受け取ろう
マイナポイントの受け取り方について要点を整理します。
- 最大2万円分のポイントが受け取れる政府の施策(第1弾5,000円+第2弾15,000円)
- 申請はスマホアプリが最も簡単(マイナンバーカードの読み取り→決済サービス選択)
- 受け取り先は普段使いの決済サービスを選ぶのがベスト
- ポイント反映時期は決済サービスによって異なる(即時〜数週間)
- 家族分もまとめて申請すれば4人家族で最大8万円分
- 一度選んだ決済サービスは原則変更不可なので慎重に選ぶこと
マイナポイントは申請しなければ1円ももらえません。逆に言えば、少しの手間をかけるだけで最大2万円分のポイントが手に入るわけですから、やらない理由がないレベルの制度です。まだ申請していない方は今すぐ確認して、確実にポイントを受け取ってください。

